出会い系サイトを使って見ず知らずの男女がネット上で知り合い、実際に出会い、そしてセックスへと至る。
この日本で、いや世界中で何万回と繰り返されてきた流れ、光景ですがそれは大きく分けて2つに区分されます。
簡単に言えば「割り切り」か「そうでないか」です。
絶対にセックスしたいときは「割り切り」が確実
ここを読んでいる人には解説不要かもしれませんが、一応説明しておくと「割り切り」もしくは「割り切った関係」というのは、いわゆる「援助交際(援交)」、つまりセックスの対価として金銭を払うことの事を指しています。
そもそも“恋に落ちてセックスしてるんじゃないですよ”って意味ですが、もう「割り切り」だけで援交を意味する言葉として独立している感じですね。
理想は、単純に出会って恋に落ちるにせよ、そうでないにせよ金銭関係抜きでセックス…つまりタダマンすることですが、なかなかそうはいかないのも現実。そんなわけで出会い系を介してのセックスには2種類存在するというわけです。
「割り切り」という言葉ですが、もとの「援交」自体が「売春」という言葉をボヤかすために使われるようになった隠語・業界用語みたいなもので、その「援交」がメジャーになると更なる隠語的な言葉が必要になり「割り切り」がよく使われるようになってきました。
どうしてもグレーなジャンルなので言葉で直接的な表現は避ける必要がでてくるんです。
なぜこんな話をしたかというと、「割り切りでもいいからどうしてもセックスをしたい!」となったときにこういう隠語、業界用語、そして金銭の相場を知らないと話がスムーズに進まなかったりするので、前もって知っておいたほうがいいってことですね。
今回は割り切りの良さ・メリット、そして用語と相場について解説してみようと思います。
割り切りセックスのメリット
まず割り切りの利点・メリットですが、単純にセックスの相手が見つけやすいっていうことです。
出会い系サイトでは、割り切り募集は常に一定層存在していますし、向こうも稼ぎたいわけですからメッセージのやりとりなども早いです。
「風俗に行けばいい」という意見もありますが、「本番」…つまりガッツリとセックスをしたいとなったとき、一般的な風俗では当然本番禁止。
本番のできるソープは凄く高いし、あの独特のサービス(タワシ洗いとかマットプレイ)がまだるっこしいというのも現実。私はホントにあれが苦手なんですよね。
それに店だと管理された商売なので自由度が低い。しかし、割り切りなら個人個人が相手なので交渉の余地が出てきます。それに、当たり前ですが単純に素人っぽさが全然違います。
金銭のやりとりが発生するわけなので本当の意味での素人ってわけじゃないかもしれないけど、仕事として突き詰めた感のない独特のユルさがありますし、恋人同士のセックスのように気持ちが入ってしまう女性も割と多い。かといって素人同士のように、後腐れは生じない。まさに「割り切り」なんです。
もちろんお互いの相性が良ければ定期的に会う関係になっていいわけですし、金銭のやりとりがないセフレになれる場合もあります。
風俗のメリットと言えばちゃんと届出を出して営業しているっていう確実性と女性のクオリティにありますが、出会い系での割り切りセックスでも私は危険な目に遭ったことはないし、「当たり」「はずれ」に関しては出会い系だって事前に容姿は確認できます。
実際、割り切りのメリットはかなり大きくて、ソープで高いお金を払ったり、それ以外の風俗で本番ができない欲求不満を考えると風俗より割り切りセックスのほうが断然オススメと言えますね。
ただし、18歳未満との援助交際は、「児童買春」となり、法律で禁じられていますし、仮に金銭が絡んでいなくても「淫行条例」に抵触し、どちらにせよ罰せられるのでそれだけは注意しなくてはいけません。
逆に言えば相手が18歳以上なら「割り切り」は大人同士の男女関係の範疇ということになります。
割り切りの相場を知ろう
いわゆる「割り切りの相場」の話になりまが、経営者がいて商売としてやってる風俗店と違って、割り切りセックスはあくまで場面場面で対価が決まったり、変わることがあります。
個人差があるので千差万別になりそうなものですが、やはりサイトを介して男女とも割り切り出会いを繰り返すと他者との比較ができるようになり、自然と“相場”が決まってきます。
私が把握しているだいたいの割り切りセックス(ゴムあり)の相場は…
1万5千円~2万円
これが基本です。ここから様々なファクターによって上乗せがあると思ってください。
例えば20代前半かつ容姿に自信があれば3万円~3万5千円ぐらいの強気設定をしてくる女性もいます。あとはプレイ内容によっての上乗せ、つまりオプション料金もあります。
ゴム無しの生ハメをしたい場合は交渉次第ですが、ゴム無し生ハメで外出しならプラス5千円、そして生中出しOKの女性もいてその場合はプラス1万5千円から2万円のオプション料金が発生すると思っていいですね。
AVでよくやる顔面発射をしてみたい人もお願いすれば受けてくれる女性もいます。これが1万円プラスぐらいが相場です。
くれぐれも勝手に生ハメや顔射はしないようにしてくださいね。トラブルに発展する可能性があります。お願いとそれに見合う代価、これはきっちり守りましょう。
もちろん金額を吹っかけられる可能性はありますが“相場”を把握していれば冷静に対応でき、しっかりと交渉を進めることができるはずです。
この相場についてはあくまで首都圏の相場です。やはり首都圏は家賃や物価、そして給与水準も高いので相場が高止まりしていますね。
地方で出会い系を使う場合は、大阪は1割、ほかの地方はここから15%~20%ほど安くなると考えていいと思います。
割り切りの隠語を知ろう
次に、割り切り、援助交際相手を求める・探す場面でネット上で使われる隠語についてです。
解説しなくても直感で理解できるものがほとんどですが、これも最初から知っているのと知らないのとではスムーズさが違います。
「意味分かる方」「助けてください」
「援助交際」とはっきり書きたくない場合の常套文句です。人間やはり「セックスさせてあげるからお金ちょうだい!」と、心で思っててもなかなか直接的に書けないものです。
いずれも援助交際相手を求める女性側の枕詞みたいなものです。ここから先は場所や条件など詳細が書かれることにります。
「援」「円」「円光」「¥」「◯」「えん」
これは直感的にわかりますよね。どれも援助交際を意味する言葉、記号です。「◯」は一瞬なんだ?と思う知れませんが“まる”と読むんじゃなく図形としての円なので「えん」と読んで援助交際の意味になります。
「苺」
普通に読めば「いちご」。これは「1.5」を意味していて、要は1万5千円欲しいですという意味になります。
相場としていちばんよく出てくる金額なのでひとつの漢字で表せる「苺」が定着していますね。
「U」「ゆ」
「諭吉=ゆきち」の「ゆ」で、つまり1万円ということです。「U」は「ゆー」で、これも「ゆ」と同じです。
「ゆ2」で2万円、「WU」は「ダブルゆきち」なのでこれも2万円という意味です。ちなみに「TU」なら「トリプルゆきち」で3万円となります。
「ゴ有」
これは解説しなくてもだいたいの人が理解できますね。ゴ=ゴムでコンドーム有りでお願いしますってことです。
生ハメは基本受け付けていないと思ったほうがいいですが、そこは交渉と値段次第です。
「ホ別」
これもわかりやすいですね。「ホテル代は別ですよ」ということです。「ゆ2、ホ別」なら割り切り料金2万円のなかにホテル代は入ってません、の意味になります。
「F」
これも直感でわかると思いますがフェラチオの意味です。「F無し」のように条件の説明として書かれることが多いですね。
援デリ業者には注意
出会い系で割り切り相手を探す際、厄介な存在が「援デリ業者」です。「援デリ業者」とは援助交際+デリバリーの略です。
正規の許可を取ったデリヘルではなく出会い系サイトや掲示板、ツイッターなどのネットを使用して売春を斡旋する、いわゆる管理売春業者のこと。
素人と普通に割り切りでお金を払うのと何が違うの?と思うかもしれませんが「援デリ」に引っ掛かるデメリットはかなり大きいんです。
まずは出会い系に書き込む人間はそれだけを専門にやっています(女性ですらなく、男性かもしれません)し、実際に派遣される女性とは別人です。
だからサイトで知り合って容姿を知ろうとしてもどの女性が派遣されるかその時点では不明なのではぐらかされることがあります。
コスト面では、元締めが利益を得るため女性を管理しているわけなので、当然その分余計なお金がかかります。援デリ業者の相場はホ別で2万円~と割高です。
更に、業者に雇われている女性なので仕事感、やっつけ感がでます。いわゆる塩対応、マグロなことが多く、回数もこなしているので全体的に覇気がないのが特徴です。
私は幸い遭遇したことはないですが、性病を移されたという話もよく聞きます。業者にはかかわらないことが一番ですが、ではどうやって見分けるか?を次に解説していきますね。
援デリ業者を見分けるには…
まず掲示板の文章が長くて詳細だということです。それ自体は悪くないことのように思えるのですが、男性に訴えかけるような詳細なフレーズ、文章でいかにもエロさ満点をアピールしていることです。
サクラもそうですが、素人女性が絶対書かないようなエロエロな文章が初心者を引っ掛けるのに最適。と援デリ業者は知っているんです。
「イケナイ遊びをしましょ♪」
「いままで体験したことのない世界を味わいませんか?」
「秘密の関係を楽しみましょう」
など、エロ本にありがちなベタなフレーズはほぼ援デリ業者です。こういう感じの“そそる”文章を見たら疑いましょう。あと、プロフの画像もエロ過ぎたら疑ったほうがいいですね。
そして、既に書いた金額交渉も最低「2万円」からのスタートです。これは、援デリ業者と実際に派遣される女の子とサイトに書き込む役目の人とで分け合うときの配分に都合がいい金額が2万円とのこと。
「ホ別2万円」以上というのはまず援デリ業者だろう、と身構えるぐらいでちょうどいいです。
私と出会い系の割り切り
私は出会い系で作ったセフレのおかげでそこまで頻繁に割り切りには頼らないのですが、それでも「今日は確実に誰かとセックスしたい」という時は迷わず割り切りの相手を探します。
ですが、援デリ業者には引っ掛かりたくないので、そこは慎重に。己の欲求に従っての行動ではありますが、慎重すぎるぐらいでちょうどいいと思います。
私からのアドバイスはこれに尽きますね。
ただし、サクラだらけの悪徳サイトに登録しても、絶対に出会えないばかりか無駄にお金を消費するだけです。サイト選びは絶対に間違えないでくださいね。